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2007年7月26日 (木)

小林英夫教授を囲む「満洲」の会会報

小林英夫教授を囲む「満洲」の会会報
            第一号(2007.7.1)

1.第3回公開シンポジウム開催決定

◎「満洲と日中戦争」 講演・小林英夫教授
8月6日(月)13時~
会費1000円、早稲田大学19号館711号教室(阿部球場あと)―高田馬場駅から早大行きバスで、二つ目下車。

2.小林英夫教授の新刊

◎『日中戦争 殲滅戦略から消耗戦略へ』 講談社新書(7月25日発売)

3.小林先生お薦めの本

◎『銃後の中国社会―― 日中戦争下の総動員と農村 ――』 
笹川裕史・奥村 哲 岩波書店  ■体裁=四六判・上製・カバー・284頁  ■定価 2,835円
■2007年5月29日刊  ■ISBN978-4-00-023439-9 C0022

長期にわたる総力戦であった日中戦争下,中国でも厖大な食糧と人員が空前の規模で徴発・動員された.社会に大きな混乱を与えた中国の戦時徴発の知られざる実態や,過酷な状況下で生き抜こうとした人々の生々しい姿とともに,混乱の中から変容を遂げていく中国社会の動態を,現地蒐集資料を活かして克明に描き出す.

4.朝日カルチャーの講座は「日中戦争勃発70年 満洲事変から日中戦争へ」です。
7月6日―小説に見る日中戦争   20日―映画に見る日中戦争
8月3日―日中戦争と経済      31日―日中戦争と外交
9月7日―日中戦争と政治      21日―まとめ   (受講をお薦めします。)

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           編集責任・小林英夫教授を囲む「満洲」の会

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“小林英夫教授を囲む「満洲」の会” 

“小林英夫教授を囲む「満洲」の会” 
 に入りませんか

 朝日カルチャーセンターで小林英夫先生の「満洲」シリーズ講座をお聞きの皆さん。
各講座ごとに人は集まり散じていますが、ちょっともったいない感じがします。

「講義の内容に付いて話し合ったり、自分の満洲体験を話し合ったりしませんか。」

是非  “小林英夫教授を囲む「満洲」の会”  を結成しましょう。

 ◎小林英夫先生の計画される講演会・シンポジウムのご案内、
新刊の御本についてのご案内をすることが出来ます。

(先生ご自身は講義、海外出張、研究等で非常にお忙しく、
直接先生を囲んでの会合は事実上不可能ですのでご了承下さい。)

 ◎昨年末「満鉄100周年」を記念して先生が講演会を企画しました。
     希望者の名簿にもとづきこの「満洲シンポジウム」をご案内出来ました。

  (現在個人情報保護法の関係で、先生御自身も受講者の住所を知ることは出来ません。
   従ってご登録いただいた方以外にご案内は出来ません。)

 ちなみに私は満洲国奉天市生まれですが幼児のまま引き揚げとなったので、満洲の記憶はほとんどありません。
「満洲」とは何だったのかについて興味を持ち少しずつ勉強を進めています。
以前から小林英夫先生の講座を受講したいと思っていましたが、リタイアを機に受講しています。

 †ご賛同いただける方は、年会費1千円(連絡費に充当します)を添えて、
お名前・ご住所・電話・メールアドレス(ネット用)をご記入してお申し込み下さい。

◆事務局―(rokai@nifty.com)

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「窓」

(一)
 窓から見えるのは、花か緑がいい。

友人が五階に住んでいるが、緑が見えないから引っ越したいと言っている。
眺めも良いのに何故緑が見えないのだろうか。エレベーターもある広い家に、猫一匹と優雅に暮らしているのだが、団地がまだ五年しかたっていないため木々がまだ伸びていないので、五階の窓から緑が見えないのだそうだ。

 それに比べるとうちなんか非常に古い団地だから、エレベーターもなく夫婦二人でこれからどんどん年老いていくのにどうするかと毎日頭が痛い日々なのである。
だが、緑だけは充分すぎるほどある。ベランダから直ぐ近くに木々が伸び、鳥が巣をかける。いつだったか直ぐ前の木に鳩が巣を作り、卵を抱き孵して雛を育てる有様が、目の当たりに見える日々が続いた。
鳩はあまり好きになれない鳥なのだが、このときばかりは親鳩の愛情こまやかな様子を毎日カーテンの隙間からのぞいて楽しんでいた。

(二)
木々は古びない。毎年の歴史を繰り返していつ見ても飽きの来ないたたずまいである。
真似をしたいようなしっかりとした生き方だ。

私は巨樹を見上げた時、この木の生きてきた長い歴史を思い大先輩として畏敬の念に駆られる。

花は可憐で弱弱しそうだが、実はかっちりと生を実現している。花自身が滅び行くことは当然のこととして何の心配もなく花開き、そして散ってゆく。


見事な生き方である。
植物は動物よりも長く生き、動く事ができなくとも何の憂いもなく何万年の生を実現している。

(三)
戦争中窓ガラスに和紙を細く切って十文字斜めに貼っていたそうだ。イギリスの国旗のデザインのように。
つまり爆弾が落ちた時に爆風でガラスが飛び散るのを防ぐと言う意味だった。実際には爆弾はそんなやわなものではなく、ガラスどころか家が吹っ飛び木っ端微塵になった。
焼夷弾は木造の日本家屋を焼き尽くし多くの人命が奪われた。戦争は兵隊よりはるか多くの一般人の命を奪ったのである。

日本は窓を和紙で塞いだようにアジアと世界を見通す窓を自ら塞ぎ、破滅の道を辿っていった。

窓は大切だ。時には開け放し新しい風をとりこみ、常に周りの状況を眺め自分を確認する事が出来る。

今の日本は窓を大きく開いて、東アジアの民主的な平和的な発展をリードしてゆく責任がある。
 イラクに軍隊を送り、またアフガニスタンに軍隊を送りたいなどと言っている場合ではない。
平和憲法を更めて遵守していかなければ東アジアのどの国も窓は開けないだろう。

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