カッコウの声
11日、バス停で待っている時今年始めてのカッコウの声を聞いた。たった二声だけなので、幻聴ではないかと思ったほどだった。
幻聴ではなく現実であった事を願っている。
ここいらに来るカッコウはおそらく一羽か二羽位なのだろうが、その時期になるとあたり一面を飛び回ってうるさい位の大声で鳴く。鳩より小振りの鳥なのに、驚くくらいの大きな鳴き声なのだ。
この鳥が「託卵」というきわめて悪辣ともいえる方法をとる鳥だ。つまり他の種類の鳥の巣にカッコウの卵を産み付け、雛がその鳥の雛より早く孵って後から孵るその本来の雛を巣の外へ押し出してしまうという。
カッコウは渡り鳥で、毎年間違いなくここら辺に来るという事は夫婦で渡ってくるのか、毎年無事に新しい相手のカッコウと他の鳥の巣を見つけているということなのだろう。カッコウにはカッコウなりの大変な苦労があるのだろう。
ともあれ、毎年鳴き声を楽しみにしている人間もいる事を伝えておきたい。今年も無事に子供たちを育てて欲しい。
「インターネットは空っぽのカッコウの巣」という本があったが、カッコウ本来の巣というのも在るのだろうか。疑問である。
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